【岡山市】県立興陽高校プール及び野外ステージ解体工事
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工事の概要SUMMARY
岡山市、県立高校の敷地内にあるRC造の野外ステージおよびプールの解体工事です。公共工事として施工いたしました。学校が稼働している中での工事となるため、生徒の皆さんが作業範囲に立ち入らないよう鋼板製の仮囲いで通学動線と施工範囲を完全に分離。着工前の石綿事前調査で吹付石綿が確認されたため、関係機関への届出を経て隔離養生のうえ除去を行っています。工期は約4か月でした(事務手続きを含まない現場工期)。
稼働中の高校での動線分離(渡り廊下の誘導・登下校時間の搬出入制限)
現場は校庭部分に位置しており、生徒の皆さんの立ち入りを防ぐため、成形鋼板で現場を完全に仮囲いしました。搬出入は渡り廊下を横断しなければ現場に入れない動線だったため、通行の際には毎回誘導員による誘導を行っています。
また学校側のご要望に合わせ、登下校の時間帯はダンプの搬出入を制限し、学校行事やテスト期間中は躯体解体を行わない工程を組みました。学校施設の解体は、工事の技術以上に、学校生活を妨げない気配りと工程調整が求められます。
図面が残っていない地下配管と仮囲いの控え位置の判断
仮囲いを立てるには控え(支え)を地面に打つ必要がありますが、施設が古く地下配管の図面が残っていませんでした。配管を打ち抜いてしまえば学校の設備に影響が出ます。
そこで、この学校に長年お勤めの教員の方にご記憶を伺い、配管が通っている可能性の低い場所を特定して控えを打ちました。古い施設の解体では図面が残っていないことが珍しくなく、現地の情報を丁寧に集めることが事故防止につながります。
吹付石綿の負圧隔離除去と環境測定
石綿調査(検体の採取および分析)で、吹付け材から石綿含有が検出されました。労働基準監督署および自治体への届出を行い、石綿作業主任者を配置して、作業場所を完全に負圧隔離したうえで除去しています。除去作業中は環境測定を実施し、周囲へ石綿が飛散していないことを確認しました。生徒が日常生活を送る学校内での作業のため、測定による確認は特に入念に行っています。
吹付石綿除去は、倉敷市の事務所棟解体工事でも実施しています。
コンクリート解体の粉じん対策(散水人員の増員)
プール・ステージともにコンクリート構造物の解体は粉じんが多く発生するため、散水の人員を増員して飛散を抑えながら施工しました。
本現場は、稼働中の学校という環境で、動線の分離、時間帯・行事への配慮、図面のない地下配管への対応、吹付石綿の除去を並行して進めた工事でした。学校施設の解体は、平津児童館の解体工事でも行っております。
プール・園舎・校舎など学校施設の解体も、現地を確認したうえでお見積りいたします。
