【岡山市】西川緑道公園トイレ解体工事
クリックで拡大
工事の概要SUMMARY
岡山市、西川緑道公園内にあるRC造公衆トイレの解体工事です。岡山市発注の公共工事として施工いたしました。岡山駅にほど近い市街地中心部で、歩行者・自転車の通行量が非常に多い立地です。歩道と車道への安全対策、公園の樹木への配慮、川沿いの地下構造物への対応と、細かな配慮を積み重ねた現場で、工期は約2か月でした(事務手続きを含まない現場の工期)。
駅前・歩道上での通行者対策(交通誘導員・バス運行路への配慮)
現場は岡山駅前エリアの歩道に面しており、通行者が非常に多い環境でした。仮囲いによって歩道が塞がれるため、迂回スペースは車道上に確保することになりますが、そこはバスの運行路でもあり、ダンプの搬出入とも干渉します。交通誘導員を配置し、歩行者・車両・搬出入車両の動きを整理しながら作業を進めました。
また夜間に一般の歩行者が仮囲いへ衝突することを防ぐため、チューブライトを設置して視認性を高めています。
狭い仮囲い範囲でのRC造解体(ペッカー使用・騒音振動対策)
設計図書で指定された仮囲いの範囲が狭く、大型の重機を入れることができない現場でした。構造が鉄筋コンクリート造のため、圧砕機ではなくペッカー(油圧ブレーカー)を使用してのコンクリート解体となりました。
ペッカーによる解体は騒音や振動が出やすいため、着工前に地元の方々へご挨拶に伺い、粉じん対策の散水も通常より増やして施工しています。
公園の桜を守るための最小限の剪定(役所許可・防腐剤処理)
公園内の桜の枝が仮囲いに当たるため、どうしても剪定が必要になりました。役所のご担当者の許可を得たうえで最小限の枝打ちにとどめ、切り口には防腐剤を塗布して桜への負担を抑える処置を行っています。
川沿いの地下ピットの判断(上部のみ撤去・水抜きコア・埋め殺し)
便所の基礎の下から、地下ピット状の構造物が出てきました。現場は川沿いであり、無理に全て撤去すると川沿いの土が崩壊する恐れがあります。
そのため発注者様と協議のうえ、GL(地盤面)から一定の深さまでの上部のみを撤去し、底板には水が溜まらないよう水抜きのコア抜きを実施。底板近くの側板は埋め殺しとする判断を取りました。撤去することが常に正解ではなく、周囲の地盤を守ることを優先した判断です。
公共工事としての書類・マニフェスト管理
公共工事に求められる書類作成と産業廃棄物・マニフェストの管理を徹底し、発注者様への報告まで滞りなく完了しています。当社の公共工事への取り組みは、当新田バイオディーゼル燃料給油施設の解体事例でもご紹介しています。
本現場は、建物の規模こそ大きくありませんが、駅前の人通り、バス運行路、公園の桜、川沿いの地下構造物と、配慮すべき点の数が多い工事でした。市街地・公園内など、周囲への気配りが求められる現場こそ、当社の経験が活きます。
市街地の建物の解体も、現地を確認したうえでお見積りいたします。
