WORKS施工事例詳細

倉敷市|鉄骨造2階建 事務所棟解体工事

鉄骨造 倉敷市 2025年

工事の概要SUMMARY

倉敷市、鉄骨造2階建の事務所棟(延床約204坪)の解体工事です。大手ゼネコン様の協力業者としての施工となりました。着工前の石綿事前調査で天井裏から吹付石綿が確認されたため、労働基準監督署および自治体への届出を行っていただき、負圧隔離のうえ除去作業を実施。隣接地では新築事務所がすでに稼働しており、粉じん・騒音への配慮を要する現場でした。工期は石綿除去工事を含め約4か月です。

POINT 01

吹付石綿の負圧隔離除去と環境測定

吹付石綿負圧隔離環境測定実施

石綿調査(検体の採取および分析)の段階で、天井の折板裏から石綿含有の吹付け材が検出されました。そのため労働基準監督署および自治体への届出を行い、石綿作業主任者を配置して、作業場所を完全に負圧隔離したうえで除去工事を実施しています。

除去作業中は環境測定を行い、周囲へ石綿が飛散していないことを確認していただきました。

施工は真夏でした。フルフェイスの防護マスクと保護衣を着用し、密閉した室内で、直射日光を受けた折板の裏側を除去する作業となるため、熱中症の危険が非常に高い環境です。空調を効かせた休憩用の個室と冷たい飲料を用意してクールスポットを設けていただき、こまめに休憩を挟みながら作業を進めました。

POINT 02

稼働中の隣接建物に配慮した粉じん・騒音対策

隣接建物が稼働中騒音・振動対策

隣接地では新築の事務所がすでに稼働しており、粉じんや騒音が許容されにくい条件での施工となりました。

  • 防音シートによる養生:騒音の抑制と粉じんの飛散防止を兼ねて全面を養生
  • 散水人員の増員:コンクリートスラブやALC板の解体時は粉じんが多く発生するため、通常より人員を増やして散水
  • 重機操作の抑制:騒音と振動を極力立てないよう、意図的に速度を落とした操作で解体
  • 外壁の倒壊方向の管理:外壁が隣接建物側へ倒れることを避けるため、人力でガスにより内側へ切れ込みを入れ、必ず建物内側へ倒してから撤去
POINT 03

湧水と軟弱地盤のなかでの地中埋設物(旧建物基礎)の撤去

地中埋設物湧水・軟弱地盤実測精算

外構部分の地中から、以前の建物の基礎が大量に出てきました。地盤が軟弱で湧水も多く、掘削に苦労した工程です。

撤去にあたっては写真を撮影し寸法を測量したうえで、施主様に現物をご確認いただき、元請様にもご納得いただいてから精算を行いました。

地中埋設物は掘削しなければ判明しないため、当社では発見時に必ず写真と実測データをお示しし、ご了承をいただいたうえで作業を進めています。

POINT 04

他業者と並行する構内での工程調整と搬出動線の管理

構内同時施工出入口1か所

構内では他の工事も並行して進行しており、他業者様および元請様とこまめに工程を調整しながらの施工となりました。

とくに構内の反対側の出入口が新築工事に伴って閉鎖されたため、施工期間中の出入口は1か所のみという条件でした。他業者様や施主様の車両も通行するため、廃材搬出のダンプの出入りを都度調整し、出入時には誘導員を配置して事故の防止に努めました。

本現場は、吹付石綿の除去、稼働中の隣接建物への配慮、湧水を伴う地中埋設物の撤去、構内での他業者との工程調整という条件が重なる工事でした。石綿の事前調査・届出から除去、解体、精算までを元請様や協力業者様と協力して担当し、完工しています。

工場・事務所棟・倉庫などの解体、石綿の事前調査から除去までお引き受けしております。現地を確認したうえでお見積りいたします。

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